グルメ・クッキング

2005.11.21

長野 #take3

kaii旅行最終日。出発時に旅館の館主から今日はどちらへ?とたずねられ、善光寺へと答えると、小布施に行きなさいと。で、小布施に向かい栗尽くしとなる。小布施では北斎館に行く。これは、昨日見た松本市美術館と同じ、宮本忠長氏の設計。縦格子のディテールを発見。昼食は、旅館の館主からすすめられていた蔵部という店(北斎館前)で、かまど飯を食べ感動する。忙しかったせいか、サービスは今ひとつであったが。

さて、今回の旅行のメインイベント、善光寺。ではなくて、その隣にある谷口吉生さん設計の東山魁夷館(写真)。とても小さい美術館であった。隣にある長野県信濃美術館の別館という位置づけなので致し方ないか。小さいので空間操作でできることは限られる。谷口デザインである、吹き抜けの空間に美しい階段というお決まりの構成。L字型の建物が昨年の卒業制作で作った美術館とダブル。うーん、かなり似てしまったなぁ。
東山魁夷館には、習作がたくさん展示してあった。一つの作品を仕上げるために、こんなに努力するんだな。当たり前のことながら、自分の努力不足を実感した。勉強になりました。

駅で、おやきを買って、新幹線に乗る。東京についたら、事務所の会議が待っているのだ、急げや急げ!

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2005.11.20

長野 #take2

kaichi二日目は、松本市内を観光。まずは松本城。黒壁が超かっこいい。いまさらお城の形は古臭さを感じるのに、この城はスケールが人間的で、プロポーションもよく、黒い外壁が全体を引き締めていた。カミサンは相変わらず、堀にいる鯉や白鳥にカメラを向け、近くを通った野良猫を追い回している。ヤレヤレ、何しにきたのやら・・・。
城の裏側にあるのが開智学校(写真)。近代の建物だが、青空と見事に合っていて気持ちいい。






matumoto次に向かったのが松本市美術館。学友のarchimさんから、見るといいと教えてもらったもの。地元で活躍する建築家 宮本忠長氏の設計によるもの。写真は、内観。縦格子を使ったディテールが随所に見られる。これによりコントロールされた柔らかな光が館内に溢れている。ポカポカしか暖かさを感じる。アルヴァ・アアルトに通じる寒い国ならではの光の扱い方だ。








extこの美術館の外壁のディテールに感心。地域のデザイン言語を用いている。うーん、すごい!












itoその隣にある「まつもと市民・芸術館」へ。日本を代表する世界的な建築家の一人 伊東豊雄さんの設計。この建築はこの穴あきチーズのような外観を形づくる、この壁が全てでしょう。写真は、トイレに通じる通路。宇宙船みたい。大階段がとても印象的。建築を感じたのはその階段だけかな。登りきったら、だだっ広い空間があるだけでつまんなかった。芸術館とかホールとかは階段がやっぱ命なのね。この階段を見て、上ることで、演劇を見るんだという、気持ちを高ぶらせ、心の準備をするんだと。




tomusoya宿は松本市内近くの美ヶ原温泉の「旅館すぎもと」に。この旅館には参りました。館主(俳優の萩原流行さんソックリ!)が相当なエンターテイナーであらしゃります。あらゆるものに対するこだわり、遊び心、まさに達人中の達人!
宿に着くなり、テレビ松本のロケに遭遇し、「撮らせていただきたいのですが・・・」の言葉を受けて承諾してしまいました。写真は裏庭にある、登夢想屋なる木の上に建てられた小屋(木の上に住んでいたのはハックじゃ・・・)。竹で作った茶室もありました。部屋から前面道路の地下に作られたトンネル(竹と葦の内装)を通って食事室やバーに行くという仕掛け?にもビックリ。途中には秘密基地と書かれたそそる部屋もあったりする。
ジャズが流れる食事室で低いテーブルと椅子での夕食。出されるものは地の物ばかり。山菜の盛り合わせにはとても感動。日本酒がすすむ料理ばかりなので、日本酒が飲めない人には少しつらいか・・・な?信州牛で始まり、山菜のグラタンで終わるという常識やぶりのエンターダイニングでありましたぁ。カミサンと二人で五合ばかり飲んだけど全然酔わない。苦しかったです。でも地の物ばかりなのでこの満腹は納得。

この旅館、建物自体のプロポーションは美しいとは言い難いけれど、増築による増築という、足し算建築の面白さを堪能できました。一体どこにつながっているかという、期待感を誘う建築。五感に加えたいと思っている、「脳感」を刺激する建築。カミサンは、京都 俵屋旅館と同レベルの最高の評価。
今回の旅行を通じて気付いたのが、集合住宅とか旅館で一番大事な点について。泊まった部屋がこの旅館の中で一番いい部屋なんではないかと思わせる何かを各部屋に用意するということ。それはチャールズ・ムーア達が建てたシーランチのように、どの住宅も分け隔てなく公平にという精神、あれですよ、あれ。
自分達の泊まった部屋は、二階の中庭に面するところで、赤く色づいた紅葉がまん前にあるというとてもよい部屋だった。今度は、囲炉裏のある部屋に泊まりたいねとカミサンと話している。(ちなみに、大町で泊まった部屋は突き当たりで、個室に桧風呂があって、これまた一番いい部屋かなぁ・・・と錯覚させられました。違うんだけど)


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2005.11.19

長野 #take1

nagano01初日の観光は、「安曇野ちひろ美術館」のみ。内藤廣さんの設計。中庭と高窓がとても効果的で、気持ちの良い空間が出来上がっていた。ルイスカーンのキンベル美術館にとてもよく似ている構成だと気付いた。屋根形状がドーム型か切妻かの違いなのではなかろうか。この美術館で一番気に入ったのが、ちひろさんが持っていたという別荘を再現したもの(写真)。彼女は欧州でスケッチ旅行をしていたので自ずと建築空間の目を養っていたのではないだろうか。サザエさんの別荘みたいな形だけど、住み心地がよさそうな別荘であった。裏側は2階部分がせり出しピロティで支えられて深い庇のような空間ができている。雪国の作法を感じさせた。

oomachi宿は大町温泉郷にとる。あずみ野河昌降幡廣信氏の設計。この方は古民家再生のプロということで執筆や作品集も多くある。とても気持ちよかったが、多分資金的なことがあったのだろう、ディテールに少し不満を覚えた。でもこれは建築家の責任ではなそうだ。

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2005.05.11

梅の花

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昨日は、GWにどこへも連れて行かなかった罪滅ぼしも兼ねて、カミサンが行きたがっていた豆腐と湯葉料理懐石の「梅の花」へ行く。
2級建築士の勉強が・・・と頭をよぎったが、カミサンの機嫌を損ねる方が勉強に支障を来たすため、致し方ないと観念する。

懐石料理だからちょっとお高い。内装は和の造りで、デパートの最上階にある店なのだが日本庭園も造りこんでいる。よーく見れば、どの造りもちゃっちいが雰囲気だけ楽しむのであれば、まあこんなところか。

湯葉と牛乳を温めた時に表面にできる膜は、かなり似ている物質だと以前から思っていた。カミサンは牛乳にできる膜が大嫌いなのだが、湯葉は大好物。その矛盾?を食事をしながらつついたが「馬鹿」とけなされ相手にはされなかった。トホホ。いい視点だと思ったのだが・・・。

豆腐と湯葉料理で腹が満たされるのかと疑念を抱いていたが、さすがは懐石料理、時間が満腹中枢を刺激してくれてかなりの満足感が得られた。

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