建築

2008.04.23

桃源郷


Impei大学院の授業の翌日、I.M.PEI設計のミホ・ミュージアムにいく。コンセプトが桃源郷なので、山奥にあるため遠い。来場者の多くは車、観光バスだが、本数の少ない路線バスに時間を合わせていった。
中国系アメリカ人の有名な建築家ということもあって、中国人、アメリカ人の団体が多いのに驚いた。こんな山奥にこんなにやってくるんだねぇ。
I.M.PEIは一般的には知られていないだろうけど、ルーブル美術館のガラスのピラミッドの設計者だといえば親しみがわくだろう。あのピラミッド、ダヴィンチ・コードでかなり有名になりましたからね。
エントランスのデザインは、日本の民家をイメージしたらしいが、中国の民家のように感じてしまうのは私だけか。
期待通り、とっても気持ちのよい空間だった。満足、満足。


Yamazaki_2その後、山崎へ。山崎には、千利休の待庵と藤井厚二の聴竹居があるが、一方は予約制、もう一方は見学不可。あらかじめわかっていたので、今回は安藤忠雄の大山崎山荘美術館を見にやってきたのであった。古い歴史的な木造の洋館に敬意を表し、新しい建物は地下に埋めたとのコンセプトどおり、木造の古い建物とガラスとコンクリートの新しい建物が見事に調和していた。安藤さん、やるねぇ。

次はどこへ行こうか。

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2007.12.04

毛根で夜陰な


月曜日は会社を休む。
ゆびの治療で佐倉に行くのと、プリンタ修理のため(受付が平日のみのため)。

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2007.12.02

作品集


Teacher先月下旬に我が師匠の作品集がTOTO出版から発売されました。
23日の出版記念パーティに呼ばれていたのですが、翌日Y先生の住宅見学会があるということでキャンセルしたところ、同期の中にパーティに出席して住宅見学会に出た者がいたので面目が立たなくなりました。やれやれ。
パーティはお施主さんたちが勢ぞろいだったらしく、自分の家の自慢話に終始していたということです。建築家冥利に尽きるというものですね。羨ましい。目標にいたします。

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2007.11.26

弘法も筆のあやまりか、若気の至りか


Toyotashi25日は、まず南山大学を見て、豊田市美術館へ。
豊田市美術館、大きかったぁ!
谷口吉生節が存分に出ている最高傑作ですね。いやいや感動しました!
写真のような迷路のようで迷路ではないシークエンス。すごい!全ての展示室が独立していて、関係性を持っている。うーん、あこがれるなぁ。
茶室もどうやら設計したようで、谷口吉生が木造???
早速足を運びましたが、お茶会が催されていて中を見れませんでした。残念。
私は、高橋節郎館の裏庭に開かれた空間にいたく感動しました。うーん、こんな空間がいいなぁと。

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2007.11.04

お知らせ



師匠が作品集を出すにあたり、記念講演会があります。弟子なので召集令状が届きましたが、人数制限があるので、申し込みはぎりぎりまで待つつもりです。弟子以外の人達に来て欲しいでしょうからね。

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2007.10.23

高松の旅


Kikugetutei昨晩帰って来ました。建築漬けの3日間でした。

今回の旅、谷口建築がメインでした。が、事前に穴が開くほど図面を見ていて、何度も頭のなかで回遊していたこともあって、感動はしましたが、期待し過ぎで感動が薄れた感がありました。現地ではディテールばかり見てました。谷口建築は壁で構成されているんだけど軽いんですよね。軽く見せるためのディテールがさすがだなぁとおもいました。東山魁夷の美術館の吹き抜けの空間の一角に謎の細い四角い柱があって、気になりました。構造的には不要だし、細くて、しかも室内に置く柱としてはタブーの角柱。でもプロポーションが綺麗で彫刻作品かとも思ってしまうような柱でした。
いずれも谷口さんの美術館は小さかったので当初長居をするつもりでしたが断念しました。

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2007.10.19

西へ


西へ

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2007.09.05

制限


京都でようやく厳しい建築制限が施行される。
もはや手遅れの感があるが、なぜもっと早く実施できなかったのだろうと思ってしまう。
実際に住んでいると生活に追われて自分達の街の価値が何であるかということを見失ってしまうからなのかもしれないが・・・。

テレビでは、この制限で損を被る人達がインタビューされていた。この条例で不適格建築扱いされてしまうことにより建て替えが難しくなったり、物件の価値が下がる人達だ。申し訳ないが同情の余地無し!この手の人達は文化遺産の上に胡坐をかいて屁でもこいていたように思ってしまうからである。
また、現在新築を検討中という若い夫婦の話で、京都に南欧風の住宅を建てる予定が新条例でできなくなったと憤っていた。ヤレヤレ。南欧風の家は南欧に行って建ててくださいな。アーメン。

新条例では「和風」にせよ!ということらしい。この「和風」という言葉、気持ち悪い。
京都のお師匠様は、自分の作品を「和風」と評されるのを嫌う。「和風」では無く「和」であると!
そもそも「和風」というのは何ぞや?
どんなに洋風に作っても、外国人は洋に受け取ってくれないという。靴を脱いだ瞬間に、この住宅は日本住宅で洋ではないということらしい。

まとまりがなくなったけど、自分達の街の価値をもっと知ろうよ!とつくづく思い知らされた出来事でした。

それにしても、京都の先生方はこれからますます大変ですなぁ。

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2007.02.04

IMペイは知っているのか?


学校から帰って、すぐにスカパーにチューニング。
昨日から、「ダビンチ・コード」、いやもとい「ダヴィンチ・コード」がPPVでやっている(美大で先生にビ×→ヴィ○と添削された。日本語なんだからどっちだってよかんべよぉ)。
カミサンはすでに本を読んでいるが、自分は途中で挫折した。

騒がれていたので、どういう内容なのかは少し知っている。
まあ、当方にとっては異教徒の話だから、外野席で堪能すればよいというもの。

聖書が誕生したときの歴史が知りたくなったなぁ。
フィボナッチ数列は、最初の大学でも、最後の大学でも勉強して、親しみ深いものだったし、なんか知っている事が多くて面白かった。

建築に詳しい人であるならば、ルーブルのガラスのピラミッドは中国系アメリカ人のIMペイ氏設計であることはよーくご存じ。はたして、IMペイは知っているのか?

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2006.12.22

すけさん


Sansukeすけさん じゃなかった、サンスケ、すなわち三角スケールね。
中学の技術科の時に購入したサンスケを愛用してきたが、大学に入って大きいものにのりかえた。
しかし・・・。

最近の建築雑誌は、なぜか1/150の縮尺が多い。
だけど、一般に建築士向けと売り出されているサンスケは、1/20、1/50、1/100、1/200、1/250、1/300というもので、肝心の1/150が無いのだ!まあ、1/300を使って半分にするか、1/50の3倍としてもいいんだけれど、やっぱ1/150があれば便利というもの。
だって、ほとんどの図面が1/150なんだもの・・・。

で、ついに我慢できず1/150スケールのあるサンスケを購入。
併せて、持ち運びに便利な15cmの建築士用サンスケも購入。

やれやれ。

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2006.12.21

serenaカレンダー


この時期、勤め先の掲示板の下に来年のカレンダーが置いてある。
何かでいただいたものを配布しているのだ。
いつもここで自宅向けのカレンダーを入手するのが恒例。

本日、日産のカレンダーが置いてあった。モダンデザインとあったので、しめたと思っていただくことに。
早速ページをめくってみると、なんと建築写真だ!
国内の名建築に日産車が写っているというもの。

今年の12月からスタートしていて、なんと12月は尊敬する谷口吉生さんの法隆寺宝物館。
選択はいいとは思うけれど、一体なんで、宝物館スタート???

小さな文字で書かれたコメントをよくよく読めば、現在、日産新社屋を谷口さんがやっているらしい。
なるほどね。
日産のCMみれば、日産が考えるモダンデザインって谷口さんが一番合っているかも。
なんか、谷口さんが日産に見初められるのは、汚れるような気がしてしまうのは私だけだろうか。すこし悲しい気持ちになりましたとさ。
やれやれ。

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2006.12.18

茨城県近代美術館


Kindai最も尊敬する吉村順三さんの設計。
庇が出てる、出てるゾ!
吉村一門は、庇がないといけないのである。
庇があるか無いかで外壁のもち(耐久性や汚れ)が随分と違うらしい。
ルイス・カーンもちょっこっと庇をつけていたなぁ。

美術館に近づくに従って水音が聞こえてくる。
庭に水盤があって、流れた水の音のようだ。
うーん、アプローチの名手やなぁ。






Momiji_1同じ庭に紅葉の遅れた木が一本。
なんと足下の地面を紅葉させていた。
綺麗なグラデーション!
















Ent_kindai2はてさて、内部空間は・・・。
エントランスホールは外観を裏切って無数のトップライトがある空間でした。

至るところに設置されている休憩所。
吉村一門は、家具デザインをやらなくては気が済まないはずと思って、全ての椅子を実際に座ってチェック。
うーんとってもいい感じ。
吉村一門が担当したのかなぁ?
フォルムからそんな気がしたのだけれど。

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水戸芸術館


Gassyou忘年会の翌日は、足を伸ばして水戸へ。
お目当ては、磯崎新設計の「水戸芸術館」と吉村順三設計の「茨城県近代美術館」。
まずは、水戸芸術館へ。
地下の駐車場に車を入れ、地上に出ると歌声が聞こえる。
いつもこんな風なのかと思って内庭を見渡すと、どうやら市民が第九を唄っているようだ。有名な水戸芸術館のシンボルタワーの足下に大勢の市民が整列して唄っている。
さすがは芸術館なり!
まずは、ぐるりと外周を巡ろう。






Towerやっぱ圧巻は、このシンボルタワー!
街にはランドマークは必要なのかもしれないと思わせる。
動線はところどころに角度がつけてあって複雑な気もするが、多分そんなには複雑ではないのだろう。角度をつけるだけで、こんなにも複雑になるんだね。

さて、総合エントランス。音楽ホールや展示室への分岐点となるエントランスである。
第一印象は教会!
高い空間でハイサイドに窓があって光が差し込む。まさに教会の空間構成だ。
宗教画が無いので、宗教色をかなり取り去った教会のような空間。
果たして多くの人はどういう風に感じるのだろうか。文化が違ってもこういう空間は受け入れられるのか?という問いかけのような気がする。
Ent一番気に入ったのが、展示室のエントランス。展示室は上階にあるのだが、入口専用と出口専用の階段が向かい合わせになった、谷状の狭い階段室で、トップライトから光が差し込み、白い壁のこの空間の抽象度が増している。まさに抽象的。素材感を失った映像の中の世界のようだ。

展示室は、後で図面でみたら、細長ーーい構成になっていた。なんか無理矢理な感じもしなくはないが、まあいいでしょう。
今回の企画展示は、デザイナーの佐藤卓の作品展示「日常のデザイン
明治おいしい牛乳や、ロッテのガム、ドリンク剤のゼナなどのデザインを担当されたお方。
美術館を見に来たはずが、こちらの企画展示にグイグイと引き込まれてしまいましたね。
それだけおもしろかった。
Ent3ゼナのデザインは、「解らないこと」をデザインしたそうで、確かにエコエコアザラク的な神秘的なデザイン。
携帯電話のデザインでは、自分は何が欲しいかを自問した際、簡素なデザインなものを欲しいという結論になったそうで、シンプルデザインの携帯電話を作ったとのこと。確かに身の回りにはデザインを主張するものが多くなりすぎていて、デザイン同士がぶつかっている。住宅の設計も、住宅が主張しすぎるときっと様々なモノとの衝突できっと耐えられない空間になるように思う。そんなことを思い起こさせた。

佐藤卓氏のマスプロダクト・デザインの思考プロセスはとても勉強になりました。
また、言葉を象徴する、現代の具体的な物体を集めて、言葉を視覚化した作品もとてもおもしろかった。(例 「うつくしい」という言葉を表す具体的なモノの収集。)

Choco佐藤卓氏がデザイン担当した、ちょこ納豆とちょこ☆イモを土産にした。


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2006.11.04

御殿山の集合住宅


Dsc02671今をときめく建築家 千葉学氏の新作のオープンハウスがあったので行ってきた。

建物が密集している敷地に建てられた集合住宅。
4層のボリュームの中央部に垂直に穿たれた共用階段は透けていて、各世帯を結んでいる。
1層が一世帯。ドーナツ型のプランとなっている。
その外周部には、収納が隠され、収納の隙間に窓が穿たれている。
窓は、収納の厚さ分だけ奥行きがある。きっと光を呼び込むためだろう、その奥行き部分にステレンスがはられていて、天井にその光の反射があった。

単純な構成だけど、面白かった。

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2006.09.08

特別講義

本日、卒業した大学で特別講義があったので顔を出す。
講演をされる方は、磯崎さんのところで(磯崎さんの)代表作を手伝った人のようだ。
テーマが「メディアとしての建築」とあったので、近年のブランドメーカーのショップ・ビルの話につながるのかと期待していたが、そういう話には行きつきませんでした。ちょっと残念。
こちらの能力不足・理解不足もあるとは思いますが、講演者が、話す内容をまとめてきれていない印象を受けましたねぇ。
内容は、パヴィリオン建築と、近代社会における大きな社会事象である博覧会に関連付けた「コラージュ」、「ハイブリッド」という概念で見た建築という二点。
後者についての説明が多かった。
講演者が語ったわけではないが、現代において博覧会が廃れてしまったのは、現代社会がもはや博覧会のようなあらゆる物がゴチャマゼとなった世界となったため、博覧会において特に目新しさを感じないからなのかもしれない。(話はそれるけど、中国はやることなすこと時代遅れだよなぁ。帝国主義に、宇宙開発、博覧会に、オリンピック。そして今から自動車開発ですか。もっと違った発展の仕方があると思うけど、あんなに人間が沢山いるんだからもっと考えたらいいものを)
現代社会が博覧会化したことにより、建築に限らず、あらゆる文化事象において、「コラージュ」、「ハイブリッド」ということが行われているのかもしれないと感想を持った。
ひょっとして、講演者が断定的な進め方をしなかったのは、聴講者の発想を縛らないためだったのか???

講演の後、不良グループにつかまって、飲みに誘われたけど、丁重にお断りして帰りました。

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2006.08.26

セミナー

友人からの紹介で、某有名インテリアショップオーナー兼デザイナーのセミナーに参加。
当方、聞きたいことが明確に定まっていなかったこともあって今ひとつ収穫がありませんでした。
NHK「プロフェッショナルの流儀」のもうちょっとくだけた感じのものでした。

話の中で二点ばかり参考になったことを。
一つ目。
流儀として、美し過ぎるものはつくらない。美し過ぎたらあえて美しくないものにしている。
彼の例えでは、モデルのお姉さんよりも、近所の可愛い娘が、より長く付き合えると。
美しいものを作るにはコストがかかる。例えばテーブルの足をもっと細くしたら綺麗になるのはわかっているが、その分手間を掛けるとどうしてもコストに跳ね返ってくる。果たして顧客はそこまで求めているのかを自問する。これでもいいじゃん!でとめておく。

二つ目。
バランス・オブ・コンフォート。居心地はバランスという話。
海外の有名デザイナーの家具を陳列している家とか、奇をてらったインテリアがあるけれどそんなのは居心地が悪い。彼のお客さんにそういう人がたくさんいるらしいけれど、見に来るように誘われても行かないらしい。
モノの一つ一つからはエネルギーが出ていて、有名デザイナーの作品からは相当なエネルギー(エゴ)が発散している。そんなものが一つの部屋にあちらこちらで発散していたら辛いし疲れてしまう。
エネルギーの強いものには、エネルギーの低いモノを近くにおいてりバランスをとる。
この考え方の裏付けの話として彼がいう。
 ・プラスチック、木材、鉄、アルミ・・・などの色々な素材で作ったキューブを全部白い塗料で覆って外観を隠したとしても、手をかざせば、人間は素材を言い当てることができる。
 ・また某トイレメーカーのお話し。そこのメーカーは便器にカラーバリエーションをもうけているが、製品はそのカラーバリエーションに対応した色の土で作っている。人は白い土で作ったものに赤を塗ったら必ずわかる。赤を塗るなら、赤い土で作らねばならない。

セミナーはそのインテリアショップで行われたんだけれど、もと住宅だったというそのショップがよかったなぁ。かなり冒険していました。大手企業の社長邸宅だったらしい。屋根が布地だったり、開口部が豊富でこういうのもいいなぁとおもいました。

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2006.07.01

85歳のデザイナー

0606302dsc02341卒業した美大で定期的に行われている講演会に行く。
今回は、85歳(もうすぐなるそうです!)になっていまだ現役の建築家・デザイナーの長大作先生。

最近のスライド漬けの講演とは違い、実物の作品(椅子)やボードを使ってのもの。逆にとても新鮮で楽しい一時でした。
個人的にはミラノトリエンターレ・モデルの椅子が気に入りました(欲しくなったという意味)。また、柿の実を切断した形を参考にデザインしたという話にはナルホドと感銘を受けた。
結局のところ人間がいいなぁとか親しみが沸くものって、どこかで見たことがある形なんだよね。だから一流デザイナーが自然界にデザインを求めるというのがとてもよくわかった一言でありました。今度のちゃぶ台デザインのヒントを得ました。

長先生のサイン、とってもイイ! 自分の汚い字がとても恥ずかしい。

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2006.06.13

スタヂアム

今朝は、腹が空いているのに食欲が無い。食欲が無いとはこういうことをいうのだと四十年生きて初めて知る。
もちろん、TVのスイッチは点けない。沈黙の朝食だ。が、淋しいのでNHK教育テレビをつけることにしたら、スペイン語講座がやっていた。わけもわからず、流しぱなしで朝食をとる。

サッカーのワールドカップで、オランダの試合や昨晩の日本の試合を見て気になったのが、ピッチにスタヂアムの屋根の影が落ちること。オランダの試合の場合は、長手方向に影が走っていたので、まあ公平な気がしたのだが、昨晩の日本の試合は、オーストラリアゴールの付近に影が落ちていて、日本の攻撃がしにくいのではないかと感じた。カミサンも良く見ていて、影の境界線付近での日本選手のパスミスを指摘。果たして実際はどうなのだろうか?

前半と後半で入れ替えがあるとしても、後半の疲れているときに、太陽に向かって攻撃するのは不利だと思った。攻撃は太陽を背にしてが定石というもの。敵将のヒディングはオランダ人。ヨーロッパのスタヂアムは知り尽くしているはず。考えすぎだとは思うが、もしやとどうしても考えてしまう。オランダ人、ますます好かんなぁ。(勝手な想像で嫌われるオランダ人は気の毒かもしれないが)
宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島の決闘よろしく、試合全体を考えたものが勝利するということか・・・。

が、ともかく、そんな設計をしたやつが一番悪い。いったいぜんたい、どこの、どいつ野郎だぁ!

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2006.06.08

shade

先日出したコンペはあえなく落選。
入選作をみると、当然のことながらプレゼンに相当の力を注いでいる。プランだけの作品では選考の対象にすらならなかったことを思い知らされた次第。
そもそも案を絞りきれなかったのもプレゼンの時間を作れなかった敗因としてある。模型テクもさることながら、shadeをやっぱ勉強しなければならないと実感した。

提出物のA1って、皆どこで出力しているのかしらん。コスト削減でA3を4枚貼り合わせるというセコイことをしてしまったのもまずいのかなぁ。A1の出力って五千円/枚くらいするんだよね。

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2006.05.25

コンペ(森高ヴァージョン)

Dsc01948NHKドラマがスカパーで再放送していて森高千里がでていた。最近、FMで「私がオバサンになっても」が流れていた。懐かしさで思わず森高のベスト盤を購入する。
アマゾンの評価欄で、ジャケットがおとなしすぎると嘆いている人がいたが、手に取ってみると実感。
森高がロングのワンピースだなんて・・・(不潔!笑)

CDを買って一番喜んだのがカミサン。全曲ノリノリだった。
曲は全て知っているが、あらためて曲名を見て驚く。
名曲「ザ・ストレス」
の後に、「ストレス中近東ヴァージョン」とある。
???
さすが、森高!
と感動する。

さて、昨日は、本日締め切りのコンペの追い込みのため、会社を休んだ。
BGMは、もちろん、森高千里。

だから・・・。


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2006.04.25

慎吾ちゃん

日曜日の夜のBAY-FMでのこと。
SMAPの慎吾ちゃんの番組で、慎吾ちゃんがハガキを読んでいた。
出だしは聞き漏らしたのだが、たぶん「表参道ヒルズ(安藤忠雄設計)」についての話だったと思う。
投書の内容は、表参道ヒルズは期待して行ったけど、○○のパクリじゃん!という批判的なもの。
それに対して、慎吾ちゃん。
「僕は安藤さんが好きで、本も沢山持っているんだから、けなしたりするのはやめてよね。」
とのコメント。

へぇー、慎吾ちゃんは建築好きだったのね。親近感が沸きました。


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2006.04.22

家具デザイン

事務所仲間のカトクミさんの紹介で、ウィステリア家具工房へ行って打合せをする。

以前からインテリア、家具にはうるさい性質で、自宅のものはお金を貯めて、気に入ったもの、できるだけ良いモノを買うように心がけてきた。が、カトクミ邸にお邪魔した際にダイニングテーブルを見たとき、正直、敗北感(?)の衝撃を食らわされた。
我が家のダイニングテーブルは、形こそ斬新ではないが、スッキリとしていて、機能的で、造りもよく、また世界的にも有名なデザイナーの作。それなりにいいと自負してきたのであったが、比べてみたとき、モノが放つ素材感が全く違っていた。
最近、ようやく気がついたことだけど、自分は、形状よりも素材感を重視する性質みたい。
以来、インテリアショップを覗いても、どんなに面白い形状を見ても心ときめかず、素材の温もりを感じるものを追い求めている自分があった。

で、今回、以前から欲しかったが、気に入ったものが見つからなかったベッドサイドボードを、カトクミ邸にあったダイニングテーブルを製作したウィステリア家具工房にお願いしようということになった次第。
千葉からは、都心部を横断する形になって、遠かったが、いろいろと家具製作についての話を聞くことができた。あっという間に3時間が過ぎて、お客さんが来なかったら夕方まで話していたかも。迷惑をかけてしまったかなぁ。

それなりに家具についてはウルサイ方だと思っていたが、作る側に立ってみて、モノの形の成り立ち、ディテールや製作技術等々、全くといっていいほど知識が無いことを思い知らされた次第。
うーむ、やはり家具は奥が深い。

もう一度練り直し。

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2006.04.03

さくら広場

今朝、通勤電車の車窓から外を眺めていると、海浜幕張駅と新習志野駅の中間あたりに、安藤忠雄氏設計の「さくら広場」が、「あーできてる、できてる!」。
つい最近まで、このプロジェクト知りませんでした。

小嶋さん設計の小学校もできて、先日お披露目があったのですが、当方、用事があり観れませんでした。無念。

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2006.03.27

笠間

Blog_rosan4解散した後、足をのばして笠間へ。
笠間はいわずと知れた陶芸の町。

そういえば確かtosimiyaさんが北大路魯山人の住居を訪れたとあったけど・・・。
早速、行くことにする。

春風萬里荘

右の写真の中央左の煙突は暖炉のもの。
この部分は洋間いや洋館なのだ。
ステンドガラスがあったりする。
とても良いとは言えないけれど・・・。

Blog_rosan風呂場。

この家は屋外よりも寒い。
屋外よりも屋内の寒いことがあるわけないと頭の中で思いつつも、確かに屋内の方が寒く感じてしまう。
一体なぜ?

天井が高い割りに建具の鴨居が低い位置にあり、欄間が異様に大きい。
それはそれで面白いとは思う。

魯山人がイサム・ノグチを褒めて、ピカソを下手くそと評していたのが面白い。
確かな目をしているんだなぁと思った。
が、魯山人の良さはわからなかったけれど。
スケールはいいと思った。

Blog_rosan2

枯山水の庭。居間と茶室から望める。

Blog_musこの後、笠間日動美術館へ。
まさにモダニズム的な外観。期待が高まる。
案内図をみてビックリ。
丘陵地に建っているというだけでなく、三つの建物に分散配置されている。それが丘を中心にして連結するようになっていて、とてもユニークな動線設計だ。
その丘を下っていくと、彫刻の庭があり、フランス館と日本・アメリカ館がある。
周囲の風景を竹林で隠しているのだが、隣に龍宮城のような白と赤のものスゴイ建物があって、チラチラと見え隠れして、面白いやら悲しいやら。

収蔵品はイサム・ノグチ、マチス、ピカソ・・・凄いのがそろっている。

Blog_mus2

竹林の裏がこの美術館のヘソ(中心)の丘がある。


Blog_mus3

フランス館。様々な素材、要素が一体となり、調和している。

芦原太郎建築事務所の設計。

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2006.03.22

ルイス・カーン

Blog_kahn_120世紀の重要な建築家の一人であるルイス・カーンの映画がやるというので観に行くことにした。東京では渋谷でしかやっていない。しかも朝早くか、夜遅くかのいずれかのみ。会社を午前中休んで、朝一の方にした。

人間ルイス・カーンを様々な側面から洗い出そうとするようなドキュメンタリー。建築の側面、父親の側面、男性の側面・・・。しっかりとドキュメンタリーにもなっていたし、映像もきれいだったし、良かったとは思うのだが・・・。

だが、心は晴れない。
今までルイス・カーンを大好きだと思っていたのだが、ルイス・カーンの代表作がいずれも腑に落ちないのだ。映画の映像を観て気がついたみたいだ。
でも、フィッシャー邸とかの住宅はいいと思うんだけど。
まあ、実際現物をみなくちゃなんともいえませんね。

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2006.03.16

前川國男建築展

DSC01684二週間ほど前の話。この建築展はすでに終了しております。
学友からいただいたチケットでいってまいりました。
初期の作品は、コルビュジェの弟子だということか、はたまた日本建築を自分が引っ張らねばということか、かなりの力みが感じられて、ウーーーンっていう評価。
このコンクリート重すぎだよ。時代的なものかもしれませんが・・・。
日本の建築空間は陰翳礼讃なれど、前川さんのはちょっと異質な陰翳だわなぁ。。。

晩年の作品は、力みも薄れ、コンクリートも軽くなり、
いいっ!いいねぇ!
と、晩年がよかったなぁ。

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2006.03.06

OMA

副業先で自分の机の近くにいる後輩の机の上に、「WHAT IS OMA―レム・コールハースとOMAについての考察」を発見する。
ナ、ナンダ、コイツ ハ?
OMAとは建築に足を突っ込んでいる人なら知らない人はいないという、今世界で一番人気のある設計事務所である。

後輩にそれとなく話を持っていく。
後輩:「OMAご存知なんですか? この会社で知っている人を初めて見ました。」
寅吉:(こっちのセリフ)
後輩:「コールハースの『行動主義』を読んで、この人に刺激を受けました。」
後輩は、OMAのやっている仕事と、彼の会社(私が副業として勤めている会社)がかなり近いことをやっていると考えているみたい。まあ、それは当たらずとも遠からずかな。
そして後輩がいった。「我々にも建築ができまるということですよ。」
ヤレヤレ(苦笑)。
私のOMAの評価は、真の意味で建築をビジネスにした人達。言い換えると建築界をハリウッド化した人達。ハリウッド映画は、まあ、暇つぶしにはなるけどね、でも何も残らないね。
当方、世界がアメリカ的ビジネスに侵食されていくのが我慢ならずそこから抜け出したいというのもあって建築に目を向けたので、OMAの存在は、実のところ目の上のタンコブなのだ。

コールハースといったオランダ建築がもてはやされて久しいが、この時代、そうじゃないんじゃないと実は思っているんだけど。
オランダのように自然が貧しい国の連中は、自然を征服するという意識で相変わらず建築を建てている(ようにみえる)。これじゃ、モダニズムとあんまり変り映えしないんじゃない?スターウォーズに出てくるような世界はこういう連中が作るんだろうなぁ。
かたや日本はオランダの対極にあるような自然豊かなお国。一年を通じて時々の季節感を大切にする国だ。季節感を大切にしているということは自然と共存しようという精神である。
が、本来はそうなんだけど、対極に位置するということでとても刺激的に見えてしまうということや、プレゼンテーションの巧さでオランダ建築に影響を受ける日本人は少なくない。もっと自分の足元を見ればいいものがゴロゴロところがっていると思うのだが・・・。


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2006.02.20

フレキシビリティ

TUTUMI2先日の日曜日は、事務所メンバーの新年会。カトクミ邸でやることに。全員は集まらなかったが、カトクミさんの旦那さんが参加してくださったので大いに盛り上がった。

当方、この新年会へは、家で眠りこけている日本酒を2本(一升×2本)持っていった。包みは愛用の風呂敷で。

日本酒を風呂敷で包んでいてあることに気が付きました。日本文化の特色の一つとしてフレキシビリティがあるのではないかと・・・。

風呂敷、このちょっと大きな正方形をした布切れで、ほとんどあらゆるものを包むことができてしまう。日本酒だって、1本の包み方、2本の包み方があって、それもそれぞれバラエティがあるのだ。これって、凄くない?(失礼、凄いとは思いませんか?)

折り紙だって、あの小さな紙からいろんなものを造形する。
確か日本の着物って、一枚でできていてフリーサイズだったよね?
極めつけは日本の建築。襖で仕切られているだけなので、大きさを自由に変形することができる。

この襖マジックはもう言い古されたことではあるのだが、今回の風呂敷体験で、ひょっとしたらと思うことが。
日本の建築の空間は、ひょっとして本当は機能を割り当てられていないのでは?と。
そう、季節や時間、用途によってフレキシブルに空間の意味が変化する空間なのではと・・・。つまり大きさを変えるなんていうのはほんの一側面じゃないのかということね。

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2006.01.22

残雪の中山

nakayama2競馬を職業としている親父(75歳)に付き合って、中山開催時には一日くらい競馬場へ出向くようにしている。今回は中山最終日の22日。が、21日の大雪で外に出る気がそがれてしまう。でも親父は行く気満々。妹の旦那さんも競馬好きで、今回誘っていることもあってキャンセルははばかられた。

親父と行く競馬はいつもボックス指定席。だからとってもゆったりとしていて寒暖を気にする必要もない。当方、馬券は買わないが、レースを見るのはとても楽しい。また、競馬場にでているチープな飲食店が大好きなので、競馬に来たときは、一日中食べて過ごしている。
ここに集まる、きっとその大多数が幸運に恵まれず帰っていくであろう人達を、安いながらも心を温めてくれる食い物に、なぜか惹きつけられてしまうのだ。自分はチープなんだなぁとつくづく思うが、舌が肥えていない方が世の中、周りに旨いものが溢れていて幸福だと思っている。これをいうとカミサンがお怒りになるのだが・・・。

写真は、JRAのレースプログラムの裏表紙。この天井の低い空間に妙にそそられて持ち帰ってきた。建築において競馬場は構造面での名作が多い。中山競馬場のボックスシートは前面ガラス張り。野球場の観客席の前面をガラス張りにしたものと思えばよい。これを構造的に持たせるのは至難の技。競馬場の建築はシンプルでいい。東京競馬場は改修されて、余計なものが付加されたと聞くが、どうだろうか。

さて、本日の競馬。カミサンは間違って買った馬券が当り、本日分の損を取り返したようだ。また、本日のレースをみて気がついたこと。12Rの武豊騎手の勝率は高いように思う(統計をとったわけではない。あくまで印象ですから)。11Rまでで儲けた金を資金として、12Rの武豊騎手に単勝がけするのがいいのではないかと・・・。カミサンがいうには、12Rは若手のためにあるという。そういう業界マナーがあるなかで武さんは騎乗して勝ちを得ているということで、ズルイという話もあるとか。
カミサンは、12R単勝武さんにすればよかったと後悔している模様。
では、幸運をお祈りします。

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2005.12.22

ニューシネマパラダイス

先日、スカパーでやっていた伊仏映画「ニューシネマパラダイス」を観た。カミサンのお気に入りらしく、無理矢理付き合わされた格好。あんなに話題となったのに観たことないの?と呆れられたので、社会勉強をかねて観ることに。
娯楽が何もない田舎町にある一つの映画館を軸に繰り広げられるストーリー。

この映画館は街の広場に面して建っている。そのため物語では、広場のシーンが多く出てくる。あちらの人たちの広場の使い方がとてもよくわかった。街を家にたとえれば、個人の住居は個室で、広場はリビングなんだなぁと感じた。すなわち、街と住居は入れ子状になっているということか。広場にしろ、リビングにしろ人同士のコミュニケーションツールとしての空間だ。リビング再考が叫ばれて久しいが、コミュニケーションツールとしては一つの方法だよなぁ。ラストで、広場が駐車場になっているのがとても痛々しかった。職住近接では無くなった現代、地域同士でのコミュニケーションをする必要性がなくなったからなのか。やっぱリビングは不要なのか・・・。
なぜその場所に住むのか、なぜ家族なのか、なぜ一緒に暮らしているのか・・・、現代は全くよくわからない世界だ。などと考え込んでしまった。

もう一点。舞台となった映画館は建築的な魅力は全くなかったが、街の中での唯一の機能(娯楽)を有することで、そこに長くとどまることができた。そして長くとどまることにより、人々の記憶の一部となり愛される存在となった。長く存在する、動かないという建築の特性をあらためて教えられた気がする。ついつい建築に変化を持たせたいなどと余計なことを考えてしまいがちだけど、変化しないというも建築の重要な特徴なんだね。反省、反省。
奇抜なデザインで注目を集めるというやり方に流れがちだが、より長く使ってもらうということでデザインしたものの方が結果的には人々の記憶に残るのかもしれない。

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2005.12.05

事務所会合

模擬コンペにむけて事務所の打合せ。年末で皆さん忙しいためか、出席者は3名。
継続は力なり。頑張れる者だけでも続けたい。

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2005.11.26

HOKUSAI

houryuu01早朝、母親の墓参りを済ませ、カミサンと上野へ。北斎展のチケットをもらっていたので覗きにいくためだ(下心は別にあったが・・・)。北斎はもっとも尊敬する芸術家の一人であるが、国立博物館での開催ということなのでゆっくり見れるとは思っていなかった。すでに平日に見に行ってひどい目にあったというmukoさんからの情報も得ていたので想像はついていた。
10時半に到着すると、すでに10分待ち、予想を上回る混雑ぶり。展示室に入っても、いっこうに列は動く気配が無い。結局、しっかりと見るのはあきらめることにし、遠くから眺めることに。しかし、それもこの人ごみでは長くは続かない。結局、ほとんど何も見ることなく出てきてしまった。こういうものは、図書館で作品集を眺めるに限る。ヤレヤレ。

houryuu02その後、お目当ての法隆寺宝物館(谷口吉生さん設計)へ。カミサンを連れて行きたかったからであった。1階にある展示室は誰もが唸るのであるが、カミサンは少し違っていた。「ゲームのワンシーンみたい・・・(ドラゴンクエストらしい)」。その言葉にしばし唖然。連れてくるんじゃなかった・・・。が、かつての感動がなかったのも事実。以前はもっと暗くて、仏像だけが(まさに)宙に浮かんでいて圧巻だったが、周囲が見えるほどに明るくなっていた。たぶん、鑑賞に問題があって少し照明を強くしたんでしょうねぇ。
宝物館の1階レストランで食事を済ませ、ロビーへ。確か、昨日の谷口さんの話では、椅子を固定するために穴をあけていることを「CasaBRUTUS」にすっぱ抜かれたとか・・・。ためしにロビーの椅子を持ち上げてみる。
めーけたぁ!穴だ!事実でございました。

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2005.11.25

高松宮殿下記念世界文化賞講演

高松宮殿下記念世界文化賞の講演会が本日、夕方4:00から赤坂であった。講演者は尊敬する谷口吉生さん。もちろん、今年の世界文化賞の建築部門の受賞者であらせられる。
本日の昼食をmukoさんから誘われた縁で、mukoさんも一緒に行くことに。
会社をこっそりと抜け出て(先輩には断ったが)、徒歩で向かう。(講演会場まで近いことがポイントであった)

今回の講演は、谷口さん自ら行うものであったので、MoMAの建築について詳しく聞くことができて、どういうことを考えて設計したのかがよくわかった。ところどころ裏話も聞くことができて、とても有意義な2時間であった。
帰りがけ、大学のディプロマでお世話になったN先生を発見する。

mukoさんも喜んでいたようなので、ホッとした。会社を抜け出してきたので、すぐに戻った。

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2005.11.21

長野 #take3

kaii旅行最終日。出発時に旅館の館主から今日はどちらへ?とたずねられ、善光寺へと答えると、小布施に行きなさいと。で、小布施に向かい栗尽くしとなる。小布施では北斎館に行く。これは、昨日見た松本市美術館と同じ、宮本忠長氏の設計。縦格子のディテールを発見。昼食は、旅館の館主からすすめられていた蔵部という店(北斎館前)で、かまど飯を食べ感動する。忙しかったせいか、サービスは今ひとつであったが。

さて、今回の旅行のメインイベント、善光寺。ではなくて、その隣にある谷口吉生さん設計の東山魁夷館(写真)。とても小さい美術館であった。隣にある長野県信濃美術館の別館という位置づけなので致し方ないか。小さいので空間操作でできることは限られる。谷口デザインである、吹き抜けの空間に美しい階段というお決まりの構成。L字型の建物が昨年の卒業制作で作った美術館とダブル。うーん、かなり似てしまったなぁ。
東山魁夷館には、習作がたくさん展示してあった。一つの作品を仕上げるために、こんなに努力するんだな。当たり前のことながら、自分の努力不足を実感した。勉強になりました。

駅で、おやきを買って、新幹線に乗る。東京についたら、事務所の会議が待っているのだ、急げや急げ!

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2005.11.20

長野 #take2

kaichi二日目は、松本市内を観光。まずは松本城。黒壁が超かっこいい。いまさらお城の形は古臭さを感じるのに、この城はスケールが人間的で、プロポーションもよく、黒い外壁が全体を引き締めていた。カミサンは相変わらず、堀にいる鯉や白鳥にカメラを向け、近くを通った野良猫を追い回している。ヤレヤレ、何しにきたのやら・・・。
城の裏側にあるのが開智学校(写真)。近代の建物だが、青空と見事に合っていて気持ちいい。






matumoto次に向かったのが松本市美術館。学友のarchimさんから、見るといいと教えてもらったもの。地元で活躍する建築家 宮本忠長氏の設計によるもの。写真は、内観。縦格子を使ったディテールが随所に見られる。これによりコントロールされた柔らかな光が館内に溢れている。ポカポカしか暖かさを感じる。アルヴァ・アアルトに通じる寒い国ならではの光の扱い方だ。








extこの美術館の外壁のディテールに感心。地域のデザイン言語を用いている。うーん、すごい!












itoその隣にある「まつもと市民・芸術館」へ。日本を代表する世界的な建築家の一人 伊東豊雄さんの設計。この建築はこの穴あきチーズのような外観を形づくる、この壁が全てでしょう。写真は、トイレに通じる通路。宇宙船みたい。大階段がとても印象的。建築を感じたのはその階段だけかな。登りきったら、だだっ広い空間があるだけでつまんなかった。芸術館とかホールとかは階段がやっぱ命なのね。この階段を見て、上ることで、演劇を見るんだという、気持ちを高ぶらせ、心の準備をするんだと。




tomusoya宿は松本市内近くの美ヶ原温泉の「旅館すぎもと」に。この旅館には参りました。館主(俳優の萩原流行さんソックリ!)が相当なエンターテイナーであらしゃります。あらゆるものに対するこだわり、遊び心、まさに達人中の達人!
宿に着くなり、テレビ松本のロケに遭遇し、「撮らせていただきたいのですが・・・」の言葉を受けて承諾してしまいました。写真は裏庭にある、登夢想屋なる木の上に建てられた小屋(木の上に住んでいたのはハックじゃ・・・)。竹で作った茶室もありました。部屋から前面道路の地下に作られたトンネル(竹と葦の内装)を通って食事室やバーに行くという仕掛け?にもビックリ。途中には秘密基地と書かれたそそる部屋もあったりする。
ジャズが流れる食事室で低いテーブルと椅子での夕食。出されるものは地の物ばかり。山菜の盛り合わせにはとても感動。日本酒がすすむ料理ばかりなので、日本酒が飲めない人には少しつらいか・・・な?信州牛で始まり、山菜のグラタンで終わるという常識やぶりのエ